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香港の病院に顕れる、あからさますぎる格差社会


先日、産婦人科の医院で超音波検査をしてもらい、嫁のお腹の子供の性別がわかりました。男の子だそうです。うちは日本の兄と妹の子はみな女の子。妹の嫁ぎ先の義理の家族も姪っ子ばかり。さらに私の嫁も女系ファミリーで、かろうじて甥っ子が一人だけという、なんとも女ばかりの次世代親族ですが、ようやくうちの親にも男の孫が産まれることになります。これで、我が家の珍妙な苗字も、継がれていくことになりました。


さて、香港には病院といっても私立と公立で大きく違います。日本でも差はあるのでしょうが、香港のそれはもう、貧富の象徴とさえなりえる差です。(と、私は感じます)

具体的なお値段を調べてみると、私立病院では、実際に3日間入院した人(ぎっくり腰)は、諸々で約15000香港ドル=だいたい18万円ぐらいかかったようです。そのうち、部屋代は4000ドル(約5万円)。あとは、手術費用や食事代など。

一方、公立病院は聞くところによると大部屋で一泊70ドル(約1000円)というぐらいですから、そのほかの費用もまた比べ物にならないほど安いのでしょう。ただし、もちろん部屋が個室だったら高くなるし、なんと処置をするドクターによっても料金が変わるということです。

検診に関して言えば、嫁が時々診てもらう私立の産婦人科クリニックは、問診500ドル+超音波400ドルで毎回最低1万円以上はかかります。10分程度しか診てもらってなくても。で、公立病院の方はといえば、何度か問診、超音波などに通って、まだ1ドルも払っていません。ただ安いので、当然のこと、待ち時間も長いです。妊婦への説明?みたいなものも、何十人も集めて一括でやります。私立病院なら早いし、毎回同じ先生が診てくれるという安心感はあります。

さらに妊婦の定期検診の場合、公立病院では次の通院日が指定され、その日(その時間)は仕事を休まないといけないのだとか。

そしてびっくりの極めつけは分娩費用。これも上の入院費用と同じく他人様のブログから拝借のデータですが、私立だと約50~150万円、公立だと1万円以下!

これだけ差が出るとさすがに笑ってしまいます。



香港は中国の一部とはいえ、かなりの先進国です。生活費は馬鹿にならないかわりに、お給料の水準は日本にも迫る勢いがあります。ですが、やはり中国なので貧困層というのも山ほどいます。中国本土のような不健康な格差社会ではありませんが、こうまであからさまに持てる者と持たざる者の受けられるサービスの差が出てくると、やはりちょっと、考えてしまいますね。

それでもやはり、安いからという理由で公立病院を選ぶ私たちですが。



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