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香港的お年玉は期間限定ばら撒き作戦


【 道楽のときどき日記 】 ~香港編~-媽祖閣
【媽祖閣】



いつの間にか、3月になってしまいました。


前回はマカオへの正月旅行について書きました。次は、香港のお年玉について書いていたのですが、、油断しているとすっかり時季外れになってしまったのでやめようかなと思いつつ、、やはり載せます。



さて。お年玉。


日本のお年玉といえば、子供が一年で一番の臨時収入を得られるお楽しみですね。毎年たくさんもらえる子、少ししか集まらない子がだいたい決まっていて、ある種社会の理不尽を感じる時でもあります。そういう私は、まあ多くも極端に少なくもない無難?な金額のお年玉をもらえる子供時代でした。いや、別に妬んでなんていませんよ、何万円ももらっていた友達なんて。



一方で大人の方を見てみると、親戚の多い人にとっては臨時支出に頭が痛い人もいるかもしれませんね。こちらも、親戚付き合いや友人関係の緻密さがもろに出るところです。日本だと、懇意にしている年下の相手で収入がない(はずの)学生さん、というのがお年玉を渡すひとつの目安でしょうか。



香港的お年玉は、もっと少額ながら、配るレンジは広範囲。その分、お相手もたくさんで、ある意味ではお金をばら撒いたりかき集めたりしているようなものです。なので、春節前にはどこの家庭も、赤い御祝儀袋を何十となく用意します。


「家庭」というのがミソです。というのも、これを配るのは、結婚している人から、結婚していない年下の人へ、というのがベースにあるからです。


【 道楽のときどき日記 】 ~香港編~-お年玉
【お年玉あげた】


しかも、相手が夫か妻のどちらかだけの知り合いだとしても、渡すお年玉は夫婦二人から、つまり祝儀袋を2つ渡すのが習慣だとか。だから、もし私たちが結婚していなかったとしたら、親戚や知り合い(既婚者)に会うたびに嫁にふたつ、私にふたつ、合計4つの祝儀袋をもらうことになったのです。


が、私たちは新婚ほやほやとはいえ結婚している身なので、お年玉を配って若者の幸せを願う側になりました。嫁も春節前からたくさんの新札をせっせと祝儀袋に詰めて、用意していました。まあ、それでも私たちも、義母さんや義姉さん夫婦、親戚にはいただきましたけどね。お年玉をもらったのなんて、十何年ぶりでしょうか。



さて、気になる御祝儀袋の中身の金額は、少ないものは10ドル札や20ドル札、大きいものでも100ドル札が入っています。これをたくさん用意して、春節の日から15日間、つまり旧暦の1月15日まで会う人、会う人に配りまくるそうです。ちなみに、香港の10ドルは約100円。100ドルは約1000円ですね。


100ドル以上の高額お年玉は、大事な家族や親せき、友人へ。少額の方はまた、未婚・既婚に限らず、日頃からお世話になっている人へも配ります。うちは、アパートの管理人さんや近所の洗濯屋さんへ、今年もよろしく恭喜發財、と。嫁はプライベートで個人生徒に音楽を教えることもしているので、親御さん方にお年玉をいただいているみたいです。



【 道楽のときどき日記 】 ~香港編~-拝年の食
【拝年の御馳走】


そしてもうひとつ、香港的正月の大事な行事に、『拝年』というものがあります。


親戚宅を訪れて、ご飯を食べる、という行事です。


親戚の多い人は、1週間の春節休暇の間、毎日のように親戚を訪ねたり訪ねられたりしているのではないでしょうか。



うちも一度行きました。嫁の伯母さんご家族のお宅で、美味しいものをたくさんいただきました。



【 道楽のときどき日記 】 ~香港編~
【謎の魚とエビとチキンと・・・】


そこでも当然、お年玉を配ったり、もらったりしました。義伯母さんからすると、うちの嫁はまだまだ若くて可愛い姪っ子ちゃんなのでしょう。ついでに私も義理の甥っ子ちゃんとして、しっかりお年玉をいただきました。ありがたや。


家族から家族へ。親戚から親戚へ。友人から友人へ。人と人との繋がりを大事にする香港の、大事な習慣のひとつが、お年玉。


そんなこんなのお年玉のやりとりがあるのは、春節から15日間、だそうです。つまり、旧暦の1月15日まで。


これは即ち、日本でいう小正月ですね。その起源は共通するところで、「過年」とか「元宵節」とか、大事なものではあったのですが、それは、また、別のお話。


今回は、香港のお年玉の紹介でした。


旧正月期間中に書き出したのに、ついつい遅くなってしまいました。中途半端な書き方で、申し訳なし。



では。また。



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2012年から香港に住んでいます。お勤めもしていましたが、なんだかんだで主夫になりました。2児のパパをしています。バックパッカー時代のブログはこちら >> [[ My Book of Days ]].

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